▲日曜に起きたらテレ朝で『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ！花の天カス学園 (2021) 』をやってた。控えめに言って名作。moukan1973♀は劇場で泣いた (笑) 。　▼今回は家族モノか。楽しみ。［公式HP］［90秒予告］　この「純米吟醸」は2021年10月に発売された新商…… more 品のようです。　なにげに「八海山」って、ド定番の「純米」が一般販売されてないんだよね。一応、精米歩合60の「魚沼で候」という純米酒が存在はしてるんだけど、これは「魚沼地域限定販売」なので、東京じゃ買えません。というわけDE、TOHOシネマズ日本橋 (コレド室町2) に行ったついでに「千年こうじや」という専門SHOPで精米歩合55の「純米吟醸」を買ってみました。数値や味わいは違うようだけど、スペックや原料的には「特別本醸造」と対を成すような商品ではあるのかな？　bottle size：1800ml【970】八海山 -はっかいさん- 純米吟醸 2022年2月24日出荷 ＜新潟＞八海醸造株式会社：http://www.hakkaisan.co.jpMoukan's tag：八海山▪︎酒米/精米歩合：五百万石 (麹米) 、こしいぶき、トドロキワセ他 (掛米) /55％▪︎酵母：協会701号▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋1/1.7/1.6▪︎備考：原料や数値は仕込みごとに多少変わります。▪︎ALC：15.5％▪︎処理：二回火入れ▪︎酒造年度/出荷日：2020BY？/2022年2月24日▪︎管理状況：2022/4/15に購入、室温で管理。▪︎試飲日時：2022年4月16日 (土) / 1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──それなりに酒臭い。7号酵母ライクな青臭さも仄かに香るけど、思ってたより爽やか。余計な吟香はないけど、さすがに「特別本醸造」よりはフルーティーな表情もあります。今のところ問題ナシゴレン。穏やかで品のある香りだけど、当然、生酒星人が喜ぶ要素は皆無です。飲むまで1時間ほどあるので、少し冷やしてみます。　グラスに注いで液面を動かすと──さらに爽やか＆青やか。つまり、青木さやか。悪くないけど、飲んだら味気なさそうな予感も。色はほぼ透明。　少し冷やして──予想通り、飲んだら味気ヌワイ。冷やさない方がいいです。少し苦いのと、ツンケンとした辛みが喉に突き刺さるのと、余韻にボワぁ～んとした煙のような渋み。とはイエイ、分けたら歴然と「新潟淡麗酒」です。「特別本醸造」との比較で言うと、単純にキレイでフルーティー。食事に合わせると苦渋は後退して、米の優しい甘みが広がります。実は今日は写真を撮ってなくて、横にmoukan1973♀もいるんだけど (使用してる写真は3日目のモノ) 、♡☺♡「ああ、キレイだね。ま、美味しいよ。でも、ちょい甘い。アタシは『特別本醸造』の方が好きかな」と言ってます。　売場のババア (うちらもジジババだけど) が薦めていた「ぬる燗」で──600Wで20秒。　♡☺♡「ああ、悪くない。ババア (←オマエもな！) が言うように悪くないよ。だいぶ円くなる。その分、甘みが立つけど。」　dಠಠb「良くも悪くも純米吟醸。確かに円いけど少し甘いかな。数値ほど酸度は感じないかな。まあ、可もなく不可もなくのデイリー無難酒。『特別本醸造』の方が人気があるのは分かる。麹由来の酒感は強いけど、アル添らしくツルっと軽やかで、かつ米の旨みの輪郭もシッカリ感じれるしね。」　試しにアチチ燗──900Wで26秒。　ビシバシ感が増して、苦渋辛の輪郭もブっとくなるけど、キレ上がりのアクションがズバっと決まる感じ。ま、相変わらず淡麗だけど、それでも純米酒的な量感はあるのかな。アル添にはない柔らかミルキーなニュアンスも若干。それでもまあ、ココの酒は「特別本醸造」が代表作であることは確かなようです。この「純米吟醸」は存在意義が稀薄ですね。この世に存在していなくても誰も困らない。── 3日目。　とりあえず軽くJO (常温) で味見──この酒の酸は苦渋に関与するタイプの、あまり好ましい属性ではありません。一昨日より苦く渋く感じる。正直、常温は全く旨くヌワイ。　面倒なのでアチチ燗──どうせ冷めるし。　まあ、熱くした方がフツーにスイスイと飲める。アタックはツルっと甘やかだけど、純米酒ライクな太さもあるので、余韻はギシギシとミネラリー。とはイエイ、この「純米吟醸」が「特別本醸造」を超える定番商品 (クラシック) になることは絶対にヌワイでしょうね。良くも悪くも無難で無個性だし、麹由来の酒感が弱いので、ちょっと物足りない。　この流れで「神亀 山廃純米 H26BY」を飲むと、同じ「日本酒」で括っていいのかというくらい別の飲み物。「牛丼」換算だと「神亀」が「牛肉 (具) 」で「八海山」は「生卵」ですね。白飯担当は「神亀」の旨み。　酒米 (の一部) や精米歩合や酵母は「特別本醸造」と同じだけど、味わいの方向性は全く異なりますし、そればかりか、別に「上位の酒」というわけでもありません。ただの普通の酒。moukan1972♂＆moukan1973♀　※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。［詳細＆ガイドライン］ close

◤八海山 - 純米吟醸 2022年2月24日出荷 ＜新潟＞