▲映画的カタルシスすらあった「第1話」に比してスケール感が一気に縮小した『ドクターホワイト』の「第2話」の視聴率は「11.4/13.0 (関東/関西) 」→「10.1/11.2」とダウン。白夜 (浜辺美波) の「可愛さ＆美人ぶり」を堪能する映像作品としてはパーフェクトに近い仕上…… more がりではあるものの、コロナの影響もあって、まず舞台が病院なのに病院職員や患者エキストラがほとんど存在せず、事件は常に個室 (会議室) で起きてるゆえ、やってることがスゴい割りに小さな話に見えてしまう。特に「第2話」はロケも少なかったので、絵的な豊かさにも乏しかった。その規模にもよるけど、少なくとも外科医のいる、そこそこの病院なら、もっと人がウジャウジャいるじゃん。だけど、そういう画が一切ないから、目に映る景色が病院が舞台のコントと同じなんだよね (笑) 。まあいいさ。美波ちゃんの映像作品としての文句は微塵もヌワイ。ドラマとしてもそこそこ面白い。「第1話」のテンションが続くようなら「もしかして・・・」とも思ったけど、どうやら「第2話」の規模感がデフォみたいなので、ますます映画化に期待。つうか「第1話」の患者って、完全に「最終回」向きだったよね。原作通りだから仕方ヌワイけど。今後、視聴率はジワジワ下降して、平均10％以上でフィニッシュするのは難しそう。頑張れ、美波！［TVer「第2話」］［「第3話」60秒予告］　▼『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』における「おだや (鯛焼き屋) 」的な存在の狩岡兄妹邸 (居候先) のシーンは全てイイ。柄本佑 (狩岡将貴/かりおか まさき) の妹役の岡崎紗絵 (狩岡晴汝/かりおか はるな) は結構ハマってるし、白夜とのコンビネーチャンも良好。　関係ないっちゃないけど、あるっちゃある話として『ドクターホワイト』に出演中の瀧本美織は鳥取県鳥取市出身です。　以前「2015 (H27BY) 」を飲んでシッカリ熟成していたので、フツーのヤツを飲みたいと思って下の写真の左の瓶を注文したんです。　真ん中と右の瓶には御丁寧に「2009」「2015」と明記されてるので、フツーに考えれば無表記の瓶は「2016 (H28BY) 」とか「2017 (H29BY) 」とかだと思うじゃないですか。ところがですよ、届いた瓶はぬわんと「2008 (H20BY) 」でした。この蔵、クレイジーですね。書けよ (笑) 。だが、それが諏訪泉。3年熟成なんか、この蔵にしてみれば、まるで「新酒」のようなもの。別に美味しいからいいんですけど、だったら、ワインみたいに全商品のラベルにヴィンテージを表記して欲しいです。そのへんが日本酒の意識の低いところですね。ブっちゃけ、飲み手の真剣さを軽んじてます。　▲「熟成量」には「積算温度」という概念を取り入れてるようで、一部の高級ライン以外は「蔵内常温熟成」で、その際、トータルで「何℃分の気温を積算したか」で「熟成具合を数値化している」ようです。［詳細］　bottle size：1800ml【957】諏訪泉 -すわいずみ- 純米酒 阿波山田錦 2008 (H20BY) ＜鳥取＞諏訪酒造 株式会社：http://suwaizumi.jpMoukan's tag：諏訪泉商品ページ燗良し熟成酒▪︎酒米/精米歩合：徳島県産 阿波山田錦/60％▪︎酵母：非公開 (9号系？) ←電話で確認したら「協会9号」だった。▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋5.5/1.5/─▪︎ALC：16％▪︎処理：加水の二回火入れ▪︎酒造年度/出荷日：2008BY (H20BY) /2016年4月▪︎管理状況：2022/1/10に着、室温で管理。▪︎試飲日時：2022年1月21日 (金) / 1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──キテるねえ (笑) 。それなりに熟成した「諏訪泉」の表情＋紹興酒のような渋酸があります。でもまあ、約13年寝てる割りにはそこまで他の諏訪泉との大きな差はヌワイというか、理解の範囲内での熟成具合です。枯れた熟香には焦げたような香ばしさがあって、琥珀カラーな米の甘みもシッカリ。熟れたブドウのような酸もあって、意外にアンモニア系の熟香は少ないです。今気づいたけど、なんか瓶内 (特に瓶底付近) でオリが舞ってるな。火入れの熟成酒でこういうのはあまり経験ないかも。　グラスに注いで液面を動かすと──カヌレとかのカラメル (焦がし砂糖) 感と、やっぱ紹興酒っぽい酸を感じる。飲み手によっては「老ね香」と感じてしまう、焼いた藁のような熟香も少々。色はモーニング・オシッコ (笑) 。まるで長期熟成させたシャルドネみたいです。　まずはJO (常温) で──20℃ちょいです。　実は1月21日 (金) に開けて、以来ちょいちょい飲んでるので、正確には今日で5日目ですね。なので、JOはワイングラスでイキます。グイ呑みよりビターで、かつミネラルも強めに出ます。グイ呑みの方が少し酸が立つ感じ。そして、旨ぁーい。何かを噛んでるようなジュワっと感があるので、生酒とは意味が異なるけど、ある意味ジューシイ。濃醇なんだけど、全然重くないし、スルスルと身体に染み渡ります。　おそらく2009年の冬に仕込んで、ラベリングしたのが2016年4月だから、その時点で7年熟成、そこから更に6年弱なので、トータルで約13年ほど熟成してます。五味の全てが良い方向で調和していて、極めて上質な古酒に仕上がってます。長い余韻の中には「山田錦」属性がシッカリと出ている優美な甘みがあって、こなれ感が満載です。ま、ヲトナの熟成純米酒ですね。日本酒に関して諸々の自信とセンスがあると思ってる人は飲む価値アリです。出来の悪い若い生酒なんかバカバカしくて飲んでらんないよ。　もう何度も飲んでるけどアチチ燗で──600Wで30秒。　稲川淳二が「怖いナぁ～、怖いナぁ～」と言うのであれば、オレは「旨いナぁ～、旨いナぁ～」と言う。シッカリ熟成してるけど、温めると古酒感は下がって、いつもの「諏訪泉」になる。今回一緒に同梱した「満天星 H26BY」の方が逆にクセのある熟味があったくらい。余韻のホロ苦さの中にも「山田錦」の甘みがあって、燗冷ましも旨いです。今回は「特A山田錦50」の「純米大吟醸 鵬 (おおとり) シルバー H28BY (6,600円/1800ml) 」も同梱したので、クワナリ楽しみです。　あとこれ、上記のコンセプトに基づいた商品でした。ブログを始める前に飲んで改めて買いたいと思ってる「神亀 純米 阿波山田錦60」という酒を早稲田の酒屋が扱ってて、おそらくコレも同じコンセプトの商品じゃないかな。つまり、その「純米酒ファンド」に出資者してる酒屋にしか入荷しないっていう。あ、そうか。だからその酒屋に「諏訪泉 阿波山田錦60 H27BY」が売ってたのか。オレも今年50だからますます寒いのが苦手になって、この時期、なかなかチャリで10分以上の店に行く気がしないんだよ (笑) 。でも、その酒屋は生酒もあるけど、お燗向きの酒のラインナップが充実してるから、頑張って行くか。なんだかんだで今年の冬は日本酒を飲んでるな。いつの間にかストックしてるワインが高級品やレア酒ばかりになってしまったので、平日に飲めるワインが少ないのも理由の1つではあるけれど──それで安ワインの10本セットを買った。　1973チャレンジ！！！　最近は仕事から帰って来て「お燗」を少し飲むのが習慣になりつつあるmoukan1973♀──。　♡☺♡「旨みはあるけど、滑らかだから飲んじゃうねえ。ハッキリ言って旨い。13年も熟成してるけど、キレイというかサラっとしてて、イイ仕上がり。そんなに寝てるとは思えない。」　dಠಠb「味も濃いし旨みもファットなんだけど、なぜか軽やかでスっと身体に入って来る。『味が旨い』というより『身体が心地良い』という感覚さえある。そういう意味では、飲むという行為がまさに『アクション』だね。」　♡☺♡「ヤベぇーよ、これ止まんないよ。諏訪ちゃん、旨いっ！」　dಠಠb「アル添 (本醸造/普通酒) のツルツルとした軽さもいいけど、こういう酒を飲んじゃうと、上原先生じゃないけど、やっぱ『酒は純米、燗なら尚良し』なのかと思ってしまうな。」　というわけDE、ちゃんと仕上がった純米酒をお燗でグビっとやりたい日本酒上級者の皆様には特にオススメです。H20BYの酒を「古酒」扱いせず平然とネット販売する諏訪酒造こそアバンギャルド蔵。moukan1972♂ close

◤諏訪泉 - 純米酒 阿波山田錦 2008 (H20BY) ＜鳥取＞ #Well-Cured/Okan