▲『ドクターホワイト』の番宣で『VS魂』の「ババ抜き最弱王決定戦」に出場。最後バナナマン設楽とギリギリの闘いで勝っちゃったので決勝に進めず。番宣なんだから、ここは負けてTVに映る時間を少しでも増やさNight。［「第1話」60秒予告］［見どころ徹底解剖 - 前編 (TVer) …… more ］［後編］　▼柄本佑と、まさかの『シン・仮面ライダー』でも共演。彼は2号みたい。子役時代 (映画デビュー作) も含め、これで4回目。　蔵元から1800mlを6本ほど取り寄せた「竹葉」もコレでラストです。　西武池袋本店の日本酒売場で扱ってるのは、たぶんコレです。まだガンガン日本酒を飲んでいた頃に一度手に取ったことはあったんだよね。もしも肩ラベルに「直汲み生」と書いてあったら間違いなく買ってたでしょうね (笑) 。今じゃ逆に〝それ〟があると買わないんだから、人間、変わるもんですね。10年も生酒を飲み続けてるマニア (とやら) には畏怖の念すら感じますよ。つくづく内臓が強靭ダナート。そこは認めるよ。頑張って下さい。　▲ま、いいんだけど──ていうか気持ちは分かるけど「有名料理人が支持する」とか書いちゃうあたりがつくづく「田舎者」って感じなんだよねえ。オレみたいな捻くれ者だと、こういう文言を目にすると、逆に「そんなに自分に自信がないの？」と思っちゃう。むしろ「有名料理人ですらその良さを理解できない孤高の味わい」と書かれた方が、俄然、興味が沸く (笑) 。　bottle size：1800ml【954】竹葉 -ちくは- 純米吟醸 2021年11月出荷 ＜石川＞ 数馬酒造 株式会社：https://chikuha.co.jpMoukan's tag：竹葉▪︎酒米/精米歩合：富山県産 五百万石/50％▪︎酵母：非公開▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：非公開▪︎ALC：15％▪︎処理：二回火入れ、加水。▪︎酒造年度/出荷日：通年商品 (たぶんR2BY) /2021年11月▪︎管理状況：2021/12/3に着、室温で管理。▪︎試飲日時：2022年1月6日 (木) /1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──管理していた納戸は11℃です。ワインセラーの設定温度より低いです。例年14℃を切ることは滅多にないはずなんですが。。というわけDE、ちょい冷たい状態でチェックします。香るな・・・しかも、やや明利系な花の蜜っぽい吟香。久々に感じる、この〝トゥワンっ〟としたニュアンス。吐き気を催すほどではヌワイですが、もっと酒臭い方が最近は好みなんだよねえ。ただ、少し青リンゴっぽいニュアンスもあるので、何とか飲めそうな気もしてます。火入れだし、飲んでそこまで香ることはヌワイでしょう。　グラスに注いで液面を動かすと──ますます香るなあ・・・。裏のラベルには「さらりとした口あたり」と書いてあるけれど、どちらかと言うと「とろりとした口あたり」のような気配。色は〝ほぼ〟透明です。　まずはJO (常温) で──少し冷たいです。　あああ。オレが「竹葉」に求める〝たおやかさ〟がヌワイな。アタックから割りとギシギシと辛く、純米酒ライクなボワァ～ンとした苦みが余韻の中で広がります。蔵元がこの記事を読んでる可能性もあるけど、気にせず本当のことを書くと、どこが「さらりとした口あたり」なのか、オレには理解できん。DE、肝心の香りだけど、このビリビリとした辛み＆苦みに掻き消されて、そこまで気にならないけど、それでも個人的に好ましい吟香ではありません。今回の6本の中で一番「ピンと来ない酒」かも。少なくとも「能登純米 (山田錦55) 」は何だかんだスイスイ飲んじゃったけど、これは少しノイジーだなあ。　一生懸命醸してくれた蔵元には悪いけど、イマイチ。ていうか、こんなもん、冷やしてワイングラスなんかで飲めるか。冗談は明後日のヨシ子ちゃんにしてくれ。オレが進める白ワインを5本飲んでから出直して恋。苦い。渋い。これ以上、無理に味を探しに行っても仕方ヌワイので、お燗に移ります。裏のラベルには「50℃ほどの燗も美味です」と書いてあるけど、ホントだろうな。いつも思うんだけど、ヴィンテージやロットごとに酒の出来も変わるのに、なんで毎回同じラベルを使い回すんだろう。そこだよね、日本酒文化の低偏差値な面って。飲み手もそうだしね。1種類でも多くの酒を飲むことが正義だと思ってるマヌケが多いんだけど、同じ酒を垂直試飲しないで何が分かるんだよ。　蔵元推奨の50℃くらいの燗で──少し冷たいので600Wで30秒弱くらい。　米の香りが膨らんで来たので、吟香は少し後退したかな。飲みます──相対的にはJOよりはマシかな。苦みは消えないんだけど、滑りが良くなるので、ノイジーではなくなる。割りと辛口だなあ。米の甘みも優しく伸びて来るので「美味」かどうかは飲み手に依るけれど、燗酒としては及第点。残りは全て燗で飲む。余韻にホクホクとした米の旨みも感じれるので、絶賛するほどではないにせよ、悪くはないな。黙って飲める。　正直、JOは旨くない。おそらくRS (冷酒) はもっと旨くない。ワイングラスなんてドンデモヌワイ。熱めの燗にして、ようやく酒が整う感じ。とはイエイ、個人的には、この吟香は要らない。それでも一定のフィネスは現出するので、温めればスイスイ飲めますね──当然リピートはヌワイけれど。この蔵の定番商品 (通年商品) は「能登上撰」と「純米」だけで十分。値段も安いしオレには好都合だ。やっぱ磨くと余計な吟香が出るのと、オレ的に日本酒を飲む意味がなくなる。フルーティーな酒としては所詮ワインに適わないんだから、もっと日本酒は日本酒ならではのアイデンティティーを追求するべきだと思うな。── 2日目。　昨日「残りは全て燗で飲む」と書いたけど、これがマニアの性、今日も、まずはJOから──アタックで米の旨み＆甘みを感じるけど、香りが邪魔なのと、やっぱ苦くて渋い。実は昨晩、寝酒で飲んだ時は「そこそこイケるのか？」とも思ったんだけど、全く「旨い」と思わない。これを冷やしてワイングラスで飲むとか頭オカシイとしか思えない。ま、品評会のバカ舌の審査員は香りだけ真面目に取って飲み込まずに吐き捨てで判断するから──ワインもそうだけど──、嚥下の最終段階を知らないんだよ。つまり、正しい余韻を知らない。アホらし。　熱めの燗で──どうせ冷めるし600Wで30秒。　それでも多少は香るけど〝男らしさ〟が増すので、まあ飲める。昨日より少しベタつくのは気のせいか森の精か蔵の成果。うーん、買わなくても (飲まなくても) 良かったかな。好みは分かれるだろうけど、3,000円クラスの速醸純米ならオレ的には「能登純米 (山田錦55) 」の方が良かったし、今回の6本の中で言えば、下から2番目と3番目に安い「能登上撰」と「純米 (五百万石60) 」の2本だけで良かったカナー。　♡☺♡「 (帰宅後に合流) あああ、結構香るねえ。確かに常温は渋い。温めてもそれなりに香るけど、なんだかんだでダラダラ飲めちゃう。」　dಠಠb「まあそうなんだけど、おそらくこのロットの出来はあまり良くないだろうな。酵母は違うと思うけど、同じ五百万石を使った『純米60』の方が飲み口が軽やかでフィネスがあったもんな。フィネス勝負で『純吟』が『純米』に負けちゃダメだろ。」　料理酒に合流せず最後まで飲み切ったので評価は少し甘めです。moukan1972♂ close

◤竹葉 - 純米吟醸 2021年11月出荷 ＜石川＞