▲番宣 (VS魂) の番宣。藤井流星と『賭ケグルイ』以来の共演。　▼いよいよ『ドクターホワイト』の番宣が始まる。　▼番宣のトップバッター。　飲んだのは2021年の大晦日です、当日に1,000円クーポンを利用して伊勢丹新宿で1,310円で買いました。　ハッキリ言って「香らない火入…… more れの1800ml」なら何でも良かったんですが、せっかくなので久々に「鯉川 (こいかわ) 」なんぞを。ブログを始める前に「鯉川 純米吟醸 亀治好日 (亀ノ尾55) 」という酒を飲んだことがあって、だいたい味の傾向は知っているのと、moukan1973♀が2日に実家で寿司を食うので小瓶で持たせる用に淡麗なヤツを──という配慮で。酒単体で旨いヤツはシャンパーニュも含め、ワインでたくさんストックしてるので、冬場の日本酒は「鍋のお供」になればそれでいいという感じです。　bottle size：1800ml【953】鯉川 -こいかわ- 純米 2021年12月出荷 ＜山形＞株式会社 鯉川酒造：https://yamagata-sake.or.jp (山形県酒造組合) Moukan's tag：鯉川▪︎酒米/精米歩合：山形県産 はえぬき/60％▪︎酵母：山形酵母▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋6/1.6/0.8▪︎ALC：15.3％▪︎処理：二回火入れ、加水。▪︎酒造年度/出荷日：通年商品 (たぶんR2BY) /2021年12月▪︎管理状況：2021/12/31に購入後、室温で管理。▪︎試飲日時：2021年12/月31日 (金) /1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──いいね。「酒っ！」って感じ。イイ感じにオヤジーなアロマ (≒酒臭いオヤジの香り) 。麹由来の酸は完全にオールドスクール。余計な吟香はナシゴレン。米の香りも優しく広がります。こういう香りの日本酒に出会うと、最近は物凄く安心します (笑) 。とはイエイ、そこまで荒ぶってるわけではありません。古めかしく酒臭いけど、割りとキレイ系だとは思います。もちろん生酒星人はスルーでいいでしょう。　グラスに注いで液面を動かすと──瓶口とは異なり、グラスからだと香りは穏やかに。米の香りが前に出ます。色は薄っすら黄色だけど透明寄りです。　まずはJO (常温) で──20℃くらい。　♡☺♡「あああ。米感はあるけど、スッキリしてると思う。サラリとしてる。辛口です。良かった。これはシースー (寿司) 向きだ。」　dಠಠb「アタックは滑らかで味わいも淡麗だけど、思ったより芯が強いな。フィニッシュには適度な苦みと、ボワーンとした辛みが余韻の中でピリっと続く。」　♡☺♡「アタシは好きです、このタイプは。飲み疲れしないのがいい。無難っちゃ無難だけど、甘くて香る日本酒は無理だから、これでいい。」　dಠಠb「JOは少し苦いかな。特段に荒ぶってはいないけど、山形地酒の割りにはビシっとしてる。淡麗だけど存在感はそこそこある。」　ぬる燗で──600Wで20秒。　裏のラベルで蔵元も推奨してるけど、言うほどか？ 味の輪郭はハッキリするけど、米の甘みより純米酒ライクな苦みの方が立つ感じ。何も考えずに「黒子酒 (酒を飲んでることその自体を忘れさせる酒) 」として飲む分には問題ヌワイけど、別に旨くはないな。素っ気ない言い方をすれば、ただの酒。匿名性の高い、何の特徴もない、ただ日本酒であるということが分かるだけの酒。それでも派手に香る甘くてクドい生酒よりはマシだけどな。少なくとも飯がマズくなることはヌワイ。これは大事なこと。　熱めの燗で──600Wで30秒。　ビシバシと辛いけど、アル添よりはフィニッシュが円やかではあるかな。「ぬる燗」よりはコッチの方が好み。香りと味の情報量は減るけど、旨みはムキムキになるので、食中酒としての最低限の仕事はしてくれます。総じて「つまんない酒」だけど、そうかと言って「面白い日本酒」は牛 (モウ) 、興味ナシゴレンだし、これはこれか。クーポンを使って1800mlが1,310円。特に文句はヌワイです。── 3日目 (昨日も飲んでますが、今夜は独りなのでジックリ) 。　穏やかなレベルだけど、徐々に青臭いニュアンスのアロマが出て来た。ま、嫌いではないけど。JO (常温) ──苦みが後退したというよりかは、酸が前に出て来た感じ。一応フルーティーみたいな。それでも少し苦いかな。酒としても普通。出来は悪くないけど、好んで飲みたいとは思わない。なぜか食中は更に辛く渋くなって、テクスチャーにも〝軋み〟が出るので、確かに刺身とか寿司向けの食中酒という感じですね。右の「竹葉」は「能登の酒」と「能登純米」のブレンドだけど、こっちの方が味幅があって旨いですね。「鯉川」の評価は厳しめだけど、実際、その一部が「料理酒」に継ぎ足されたので仕方ないです。　お燗にしても「能登ブレンド」の方が明白に旨いです。「竹葉」のラスト1本は五百万石50の純吟か。香らなきゃいいんだけど、さて。moukan1972♂＆moukan1973♀ close

◤鯉川 - 純米 2021年12月出荷 ＜山形＞