▲『ドクターホワイト』のポスタービジュアル撮影時のメイキング映像が到着。公開から3日でアクセス4,699回はマズいのでは！？ 次は主題歌の発表かな。まさかKis-My-Ft2 (※メンバーの宮田俊哉が出演する) じゃないだろうな。割りとレアなミツカン『こなべっち 炒めにんにく醤…… more 油鍋つゆ』は要するに「熊本ラーメンの素」です。画像クリックで元写真。［第1弾］［第2弾］　▼いつの間にか瀧本美織も30歳だって。美人だけどキャラが弱いっつうか、華 (画面制圧力) がヌワイんだよな。　蔵元から1800mlを6本ほど取り寄せた「竹葉」もコレで残り2本です。　たぶん通年商品だと思うので複数の仕込み (タンク) はあると思います。昨日は残りの「能登の酒」をmoukan1973♀と一緒にお燗で飲んだんだけど、実は彼女は燗で飲むのが初めてで、そしたら2〜3杯で顔が赤くなって「KKA＝こめかみアタック (焼酎類を飲んだ時の軽い頭のズキズキ) 」が来てましたね。「能登上撰」の時は平気だったので、やはりオババには荒ぶるオヤジ酒は少しハードだったみたいです (笑) 。　というわけDE、この「能登純米 (3,080円) 」は「山田錦55」のNoアル添なので、オババにも優しい酒だとは思いますが、飲むのはこれからなので、実際にどうなのかは未だわかりません。まずはオレが一人で開けます。そうそう、たぶん気づいてる人は少ないと思うけど、文末のサインが「moukan1972♂」だけの場合はオレが一人で口開けした時で、二人一緒の時は「moukan1972♂＆moukan1973♀」と連名になります。ま、moukan1973♀も気づいてヌワイと思うけど (笑) 。世界の料理人が賞賛した、能登産山田錦の純米酒全ての原料を能登産で醸す『能登の恵みの酒』を目指して、契約栽培した能登産山田錦を原料米にしています。甘味・酸味・渋味・苦味・旨味のバランスが良く、一口でそれらの味わいが楽しめる飲み飽きのしない酒。しっかりとした旨味がありながら軽やかですっきりとした酒質は、濃厚な日本酒の苦手な方や、日本酒に飲みなれない方、海外の方にも好評です。2014年にスペインで開催された世界最高峰の食の学会、マドリッドフュージョンにて、エルブジのトップソムリエから「お米の豊かな味わい」を評価され、会場でふるまわれました。続く2015年にも日本の酒蔵の4蔵に選出され、出展を果たしました。《IWC2014　銀賞受賞酒》《マドリッドフュージョン2014　出展酒》《全国燗酒コンテスト2016　最高金賞》《石川県優良観光土産品　県知事賞》（蔵元のオンラインショップより）　bottle size：1800ml【952】竹葉 -ちくは- 特別純米「能登純米」2021年11月出荷 ＜石川＞数馬酒造 株式会社：https://chikuha.co.jpMoukan's tag：竹葉▪︎酒米/精米歩合：能登産 山田錦100%/55％▪︎酵母：非公開▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：非公開▪︎ALC：15％▪︎処理：二回火入れ、加水。▪︎酒造年度/出荷日：通年商品 (たぶんR2BY) /2021年11月▪︎管理状況：2021/12/3に着、室温で管理。▪︎試飲日時：2021年12月27日 (月) /1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──あれ？ ちょっと香るな。白桃もあるけど、なんか薄にごり系の生酒みたいな乳酸も感じるんだけど。ちょっと意表を突かれた。上品ではあるものの、思ってたより綾瀬はるかにフルーティー。オレの中で沸き起こる「コレジャナイ感」がワッショイ。あとは、粉っぽく苦い酒に共通の、少し渋みのある酸があります。なんか冷酒で飲む酒みたいな香りだなあ。今のところ「山田錦」はほとんど感じません。やや不安だ・・・。　グラスに注いで液面を動かすと──ちょっとリンゴも感じるかな。火入れ酒のくせに甘酸っぱフルーティーで「こういう生酒、あるよね」というアロマ。ま、この蔵の酒らしくキレイ系ではあるけれど、これまで飲んで来た商品とは全く異なるアロマフェイスです。　少し冷やして──と言っても15℃くらいです。　香りで取ったまんまの味。粉っぽい苦みも予想通り。含んで以降の戻り香はそれほどでもヌワイかな。チャーミング系の味筋だけど、火入れ純米ライクな苦渋はあります。この間の「墨廼江 純米吟醸酒 中垂れ」なんかにもあったニュアンスだけど、あの酒よりは優美かな。ちょっとこの段階では「お燗が旨い！」という想像はできないんだけど。これ、金沢酵母 (協会14号) なのかなあ。なんか、そういう方向の〝華やかさ〟が少しあるんだよね。9号酵母の「山田錦」はこういう味わいにはならないと思ウナー。　不味くはない。むしろ「イイ酒」の部類には入る──ただ、期待 (予想) 通りの酒ではヌワイ。こういう味だと初めから知ってたら、間違いなく買わない。「竹葉」らしい〝清冽さ〟と〝たおやかさ〟はあるので、スイスイ飲めはしますけどね。当然、華やかと言っても食事の邪魔をするほど派手に香るわけではないし。ただコレ、言うなら「オレのための酒」ではヌワイですね。たとえば金沢の高級旅館に泊まって、豪華な部屋食と共にコレが出て来たら「おおおっ～」と、少しは気持ちもアガるかもしれないけど、残念ながらココは新宿区の、とある台所だからね (笑) 。　ぬる燗で──600Wで20秒。　う～ん、そこそこ香りますね──飲みます。アタックで酸が立つ分、イヤな苦みは多少の円みを得て余韻にシフトするので、全体のバランスは整うかな。それでも、求めていたような「米感」も「山田錦性」も特には感じないですね。ていうか、事前の情報がなければ酒米は当てられないし、特に「山田錦」を大々的に謳うような酒ではヌワイと思います。　熱めの燗で──600Wで30秒。　微妙。辛みが増してキレは出るけど、この酒が内在的に含み持つキャラクター (たおやかさ) が全て消え去るというか (笑) 。つうか、燗にするには酒が若いし、無駄にフルーティーなんだよなあ。ホクホクとした米の旨みは熱めの方が膨らむけど、ちょっと扱い難い酒カナー。「磨き55」なりの透明感はあるんだけど、未完感が漂う。そういう意味で「群馬泉 超特撰 純米」は「磨き50」ならではの属性を有しつつ、ちゃんと完成してると思うわ。　1973チャレンジ！！！　♡☺♡「香りは割りと華やか。うん、でもまあ、飲めるけど『能登上撰』や『純米』の方がいいかな。ちょっと苦い？ これ、使い勝手が良くないんじゃない？」　dಠಠb「そこそこ酸があるから食中は脇役に徹してくれるけどね。なので、残りの『能登の酒』と「1：2」でブレンドしてみた。コレの燗がなかなか良い。」　♡☺♡「あああ『米感＋スッキリ感』みたいな。」　dಠಠb「『能登純米』は磨いてるから口どけはいいけど、なんか物足りないというか、どうせ日本酒を飲むんだから、もっとガツンとした〝押し付け〟が欲しいんだよな。こう無駄にフルーティーだと、どうしても心理的に『だったらワインを飲むよ』という気分になりがち。」── 2日目。　「ブレンド (普通酒1：能登純米2) 」から──まあアル添。まだ相対化されてないので、ここはどうでもいいっちゃどうでもいい。問題は「能登純米」──当然にしてフィニッシュの〝カァっとした辛み〟こそないものの、やっぱ相対的には少し苦いかな。ブっちゃけ、JO (常温) は「ブレンド」の方が米感があって好きです。「能登純米」もスッキリしてて飲み心地はイイけどね。香りも昨日よりは気にならないし。ただ、食中は寡黙かつお淑やか過ぎて、ほとんど水 (笑) 。その点「ブレンド」の方は「日本酒飲んでるぜ感」があります。アル添が苦手な人も多いと思うけど、ある意味、酒に対しての「背骨」になるんだよな。つまり、縦の骨格がバシっと整う。　「能登純米」の、ぬる燗──割りと酸っぱいのと、余韻はそこそこ辛口。うーん、米の旨みが広がるわけでもないし、特に燗にする理由はヌワイかなあ。キレイだし不味くないけど無個性で退屈な酒。要するに魅力的じゃない美人みたいな。「ブレンド」の、熱めの燗──いや、コッチでしょ。アタックは痺れるように辛口なんだけど、骨格が逞しく、そして何より「エンタテインメントな米感」があるので、飲んでることに意義があるというか。あと、当然「能登純米」で倍に薄めてるので、デフォの「暴力的なアル添感」は抑制されてます。燗冷ましは「能登純米」成分のキャラが前に出るので、割りとスマート。　まあ、ちょっと期待ハズレというか、想定外の酒ではありましたが、上質な寝酒にはなってくれそうです。食事と一緒に飲むなら「ブレンド」の「熱めの燗」一択です。ただ、この「能登純米」、あれからJOで淡々と飲み続けてるんだけど、全然酔わないな。「イイ酒＝酔わない」の公式に当てはめれば、おそらくコレは「イイ酒」なんだとは思う。 とはイエイ、面白くはヌワイですね。正直に言いましょう──「山田錦」の無駄遣い。せっかく「山田錦」を使うのなら、もっと素直に王道感を表現した方が消費者にとっては心構えが整うというもの。moukan1972♂ close

◤竹葉 - 特別純米「能登純米」2021年11月出荷 ＜石川＞