▲最近じゃすっかりd CARDガール。docomoブランドそのもののイメージ・キャラクターは綾瀬はるか。星野源一味は消えた模様。金曜に西荻窪に行ったので「鶴乃里 2020 (黒ラベル) 」を買おうと思ってたら、何の疑いもなく店に陳列されてた──「黒ラベル」は置いてなかった──「…… more 2019 (赤ラベル) 」を買ってしまった。持ち帰ってから気付いたけど、コレ、去年飲んだヤツじゃん (笑) 。でも若い酒質だったから1年熟成 (二夏越え) くらいで丁度いいかも。［「はじめてクレカはdカード U30」篇 15秒］　先週の金曜に西荻窪に行ったので刺身用にRS (冷酒) で飲める酒を買って来ました。　別に「墨廼江 (すみのえ) 」の酒が好きというわけではないんだけど、酒が主役である必要はないので──食事の邪魔をする香る甘い生酒は不必要──、消去法的にコレが無難カナート。年4回出荷の通年商品というわけDE、蔵の定番純米吟醸、一回火入れ (生詰) です。　bottle size：720ml【946】墨廼江 -すみのえ- 純米吟醸酒 中垂れ 2020 (R2BY) ＜宮城＞墨廼江酒造：https://miyagisake.jp/kuramoto/suminoe/ (宮城県酒造組合) Moukan's tag：墨廼江▪︎酒米/精米歩合：山田錦 (麹米) 、蔵の華 (掛米) /50％▪︎酵母：宮城酵母▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋3/1.6/─ (※通年商品なので参考程度で。) ▪︎ALC：16％▪︎処理：一回火入れ (生詰) 。▪︎酒造年度/出荷日：2020BY (R2BY) /2021年8月▪︎管理状況：2021/12/3に購入、2℃で管理。▪︎試飲日時：2021年12月3日 (金) /1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──頼むぞ、淡麗辛口王国の宮城酒。緊張の瞬間・・・あああ、ただの〝ティー〟だけど、一応フルーティー。バナナもあるけど、赤系果実のニュアンスもあるので、酸は足りてそう。ちょっと思ってたのと違ったけど、ド派手な酒ではないので、控えめのアロマ出力でひとまず安心。ま、よくあるヤツですね。ちょっと粉っぽさも感じる。それなりに吟香はあるけれど、ギリ許容かな。少し温度が上がると蜜っぽい甘みと日本酒的な苦みが混ざり合ってライチのようなアロマも少々。　グラスに注いで液面を動かすと──下手に香るよりはマシだけど、今までの何度も出会ったことのある変哲のない純吟。色はほぼ透明。　とりあえずRS (冷酒) で飲んでみます──この手の生詰の純吟をRSで飲むのは久々だな。 「The 宮城の淡麗辛口」という感じで悪くない。無個性で無難で優等生だけど、ある意味、想定通りの味わいで安心しました。今日はこういう味筋の日本酒を求めてたのでOKです。アタックは滑らかで味わいもクリアだけど、フィニッシュは結構〝カぁっと〟辛い。そこまで冷たくない方がいいのかな。スモークレバーと合わせると、苦みが後退して円みのある米の甘みが膨らんで来て、意外に良いマリアージュ。味に香りが反映されてないタイプの純吟なので、分けたら「味吟醸」ですかね。後で試すけど、ぬる燗もヨサーゲな感じ。軽やかさを褒め称えることはなくとも決して重くもなく差し障りのヌワイ酒質なので、ノーストレスでクイクイ飲んじゃいますね。日本酒ごとき、もはやコレで十分。満足です。　もちろん刺身との相性も──醤油が高級ということもあるけれど──良いです。今日はこの酒で良かった。酒が主役のドッカン生酒とか我々には不要。酒単体で飲んでシアワセに旨いのは歴然とシャンパーニュ。フルーティーな生酒なんて、ホントたかが知れてる。温度は10℃を超えたくらいで十分ですね。キンキンのRSだとノイジーに辛いです。さて、この酒は旨いのか──特に声を上げて「旨い！」と叫ぶことはヌワイですが、日本酒はコレでいいんじゃないですかね。食事の邪魔をしない、無駄に出しゃばらない、酒の方にばかり意識を向かわせない、そういう存在で。　ぬる燗で──600Wで20秒。　悪くないけど味が濃くなる (笑) 。五味の全てが割り増される感じ。余韻の辛み＆苦みも少し邪魔。ま、冷た過ぎないRSでクイクイ飲るのがベターじゃないですかね。でも、燗冷ましは柔らかくて飲み心地イイです。トータルの印象では甘辛いけどね。あと「山田錦」は全く感じないです。甘みのニュアンスにチラっと顔を出すけど、余韻がバサバサと苦いので、一定の品はあるものの、決して「高貴な酒」ではないですね。　ま、こんなもんでしょう。〝無個性な点が個性〟という、今のオレには逆にフレンドリーな酒質です。そういう意味ではブログ向きではないのかな。ラーメン換算だと、そのへんの町中華で出て来る、不味くない王道の醤油ラーメン。つまり、能書き言いたがりの日本酒ブロガーにとっては内気で寡黙な酒です。だが、それがいい。そして、それでいい。　1973チャレンジ！！！　♡☺♡「あああ、アタシの今の感覚から言うと、味がシッカリ出ちゃってるというか、味が濃く感じる。最近は火入れの酒を燗で飲んでたということもあるけど、なんかこういう冷酒だと、味に厚みがあるというか。でもまあ、刺身には合う。クセもなく無難。」　dಠಠb「日本酒としては十分に淡麗な部類だけどね。ただ、確かに味の情報量は多いかも。」　♡☺♡「そうそう、それが言いたかった。」　dಠಠb「さっき『竹葉』が届いたから『能登上撰』と比較してみるか。たぶん、こっちの方が旨いと思うよ。」　♡☺♡「おおお。すごく『米』を感じるけど、アタシはこっちの方が好き。ヤバイよ、これ飲んじゃうヤツだよ。」　dಠಠb「JOでも旨いんだよな。まさに〝たおやか〟な癒しの酒。この〝ピチャっと感〟が心地良い。比べると『墨廼江』ですらウルサイ酒に感じてしまう。」　レモンは友人からの貰い物。庭で苗木から育てた代物で、市販のレモンより香りが強い。さて、いわて蔵ビールの「ジャパニーズエール山椒」だけど、酒屋のネエちゃんが言うほどビリビリせず、ハーブに香る程度。ペールエールとしても普通の出来。だったら山椒そのものをアテに伊勢角屋を飲んだ方がマシかも (笑) 。moukan1972♂ close

◤墨廼江 - 純米吟醸酒 中垂れ 2020 (R2BY) ＜宮城＞