▲TBSではなく、なぜかフジテレビの深夜バラエティで「ボケグルイ」とかいう、超ツマラン企画をやってて、元ガーナ娘の久間田琳加ちゃん (ゲストではなくレギュラーらしい) が『賭ケグルイ』の衣装を着て立ってたのを偶然発見。基本、お笑い番組 (特にコントやネタ系のヤツ) は一切見ない…… more 。あの、ほとんどを占める笑えない時間帯を黙って過ごすのが精神的にキツいから。「お笑い」とは「人を笑わせようとする行為」のことで、必ずしも結果が問われない不思議な世界。「面白くないお笑い芸人」はいくらでもいるが「文章の書けない作家」は少ないだろう。「曲の書けない作曲家」「絵の描けない画家」「料理が苦手な料理人」──なぜか「お笑い」だけが「人を笑わせることのできない芸人」で溢れてる。オレの論に一切の隙ナシゴレン。　▼「大ヒット上映中！」ではなく「大コケ街道爆走中！」と書いた方が逆に話題になるのでは？ 美波ちゃんの登壇しない新宿バルト9の舞台挨拶 (観客有り) の席はまだ空いてます！　野暮用で出向いた西荻で刺身を買ったので三ツ矢酒店に寄って甘くなさそうなヤツを拾って来た。 「墨廼江 (すみのえ) 」は家でも外でも飲んだことない。たしか一度だけ純吟の「八反錦」を手に取ったことがあるけれど、結局は買わなかった。その頃はまだ日本酒に興味はあったんだけどね。DE、興味が失せてから手に取るんだから、つくづく人生って不思議ですね。特別純米の夏酒ヴァージョンみたいです。おそらく夏向けに日本酒度と酸度をギュインとチューンアップしてるんだと思います。隣に「〆張鶴」の夏酒 (生貯蔵) もあったんだけど、確実に「辛口」のコッチにしました。　bottle size：720ml【934】墨廼江 -すみのえ- 純辛 大辛口「SPECIAL DRY」2020 (R2BY) ＜宮城＞墨廼江酒造：https://miyagisake.jp/kuramoto/suminoe/ (宮城県酒造組合) Moukan's tag：墨廼江ドライ▪︎酒米/精米歩合：五百万石 (麹米) 、蔵の華 (掛米) /60％▪︎酵母：宮城酵母▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋11/2.0/─▪︎ALC：16％▪︎処理：回数は知らんが火入れ。飲んだ感じは二回火入れ。▪︎酒造年度/出荷日：2020BY (R2BY) /2021年6月▪︎管理状況：2021/6/23に購入、3℃で管理。▪︎試飲日時：2021年6月23日 (水) /1本目に開栓。▪︎Judgement：On My List / Not On My List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　立ち香──日本酒を飲むのは「5月10日」以来か。特に困ることは何もなかったな。むしろ増え過ぎたワインの置き場に困ってるよ (笑) 。さて、香りは青リンゴ系で、思ってたよりはフルーティー。ラムネっぽさもあるけど、なんかポチャっとした、円みのある甘やかさも少し感じる。意外に旨口なのか？ もっとツンケンしたシャープな辛口を想像していたのだけれど、やはり、日本酒は飲むまで分からんな。水の匂いは軟水系。攻撃的なアルコールの揮発感は皆無。　グラスに注いで液面を動かすと──「大辛口」の割りに、ややミルキーなニュアンスがあるのが気になるところではあるけれど、草っぽい青臭さも多少はあるので、そっちが勝れば。　飲んでみる──日本酒、お久しブリーフ。　ま、こんなもんか。香りほどミルキーではなく、ちゃんとバッチリ辛口。ALC.15％まで加水した方がこの酒の良さは出ると思うけど、多くの造り手はそこまで研究熱心じゃないから、まあ仕方ないか。こっちで勝手に薄めるわ。「酸度：2.0」はシッカリ感じます。苦みと拮抗しつつも、チャキっと瑞々しく酸っぱいニュアンスはあります。今日の刺身には合いそう。そういう意味では業務用というか、和食系の居酒屋では重宝される夏酒だとは思います。普段はもっと旨い酒を飲んでるけど、タマにはいいっか。　刺身に合わせると、相対的には〝甘み〟が膨らむけれど、そもそも日本酒とは〝そういうお酒〟なので気にしません。シャンパーニュ (ワイン) のように酒単体で飲んで「旨い！」はないけど、刺身には、よく合います。日本酒の場合、酒単体で旨ヤツは、大抵「食事に合わない」から、オレの食生活にとっては、こういう、少しだけ上質で、かつ何でもない酒こそが相応しい。昔々──でもないけど──、以前は、よくあんだけ甘くてクドい生原酒を好んで飲んでたもんだ (笑) 。　ロックで──。　甘みが引っ込んで酸が立つ感じ。もちろん辛口な表情も増すかな。必然、温度が下がるので、テクスチャーに厳しさが出て、逆にザラっとギシっとミネラリー。悪くないな。「甘くて香って、プラスαシュワっとしてりゃ尚コイサー！」という、多くの日本酒マニアさんには薦めませんが、素人が気紛れに日本酒をオーダーするような居酒屋を経営している飲食店さんには薦めておきます。粗利の取りやすい便利な夏酒です。酒とは関係ないけど──魚屋のオヤジは「アジ」を薦めて来たけど──今回は「イサキ」の方がアタリだな。　税込で1,375円か。ま、そんなもんだな。3,000円、4,000円のワインと同じ土俵には立てないし、特に安いとは思わない。まさに値段なり。ただ、唯一のアドバンテージは、少量で酔える、これに尽きる (笑) 。まだ一合強しか飲んでないけど、早くもコメカミあたりがカッカして来た。ALC.18％の生原酒を毎晩ウキョウキョ言いながら飲んでるマニアさん、マジで尊敬するわ。たぶん今、ロックで薄めてALC.13％くらいだと思うけど、これでも十分に濃いよ。この味筋なら吟醸とかのアル添の方が活きるだろうな。夏酒商品であるなら、純米規格は少し重い。　1973チャレンジ！！！　▲土曜はmoukan1973♀が日比谷で──近場のTOHOシネマズだと日比谷が一番近い──『青葉家のテーブル』を観て、オレは新宿で『閃光のハサウェイ』を観て、あとで日比谷で合流。それで「GOOD CHEESE GOOD PIZZA (聖地巡礼) 」に行く機会が巡って来たと。わざわざ出向いたりはしない。いくらチーズとピザが旨くても酒がショボいからなあ。シャンパーニュは1万するし。日頃から高級ワインばっか飲んでると、日本酒以上に外食でオマルようになった。ま、最近は外ではビールしか飲まないけど。外食における日本酒のワインに対する唯一の優位性は、いろんな種類の酒を少しずつ飲めること。ワインの場合、グラスワインの種類が多くないし、高級ワインとなれば基本ボトル。　▼一口がデカい。東宝シンデレラの浜辺さん、TVに映ってますよ！　dಠಠb「香りは少しモワっとするけど、飲むとそうでもないよ。ただ、日本酒は酔う。未だにコメカミがカッカしてる (笑) 。」　♡☺♡「ああ、飲める。たしかに香りで感じたよりスッキリしてる。夏仕様という感じ。これは刺身に合いそうだ。なんか飲んじゃうね。悪くない。」　最初はグラス一杯の味見だったはずが、結局3〜4杯ほど飲んでしまったmoukan1973♀なのでした。改めてオレも残りを寝酒で飲んだけど、大辛口と言うほど喉付近がカッカするわけでもなく、そこそこ瑞々しく透明感のある、淑やかにフルーティーな、品のある辛口です。コンビニで300mlが1年中買えるなら刺身の時に欲しいくらい。moukan1972♂ close

◤墨廼江 - 純辛 大辛口「SPECIAL DRY」2020 (R2BY) ＜宮城＞ ── d b「出先で刺身を買ったから久々に日本酒を買ってみた」#Dry