▲今回も晴れない。そして、TOKYO POP LNEも来ない。［Abema TV (イベント動画) ］［modelpress］［Oricon News］　　毎度「火入れ」で失礼します。　この「鯵ヶ澤 (あじがさわ) 」という銘柄は、新潟の「尾崎酒造」が醸す、静岡の「塚本商店」と…… more いう酒問屋プロデュースの別注ライン (PB商品) みたいです。蔵では特にそこから先の小売店を把握していないようなので、気になる人は直接「塚本商店」に問い合わせるといいです。 (2年前に蔵にメールして教えてもらった限りでは) 都内で常時扱ってるのは5店舗ほどだそうです。　先日、他の店で買った「生原酒 H30BY」を飲んでイマイチ (いちいち世話の焼ける酒) だったけど、この「火入れ」は更にイマイチで、改めてわかったのは「生原酒 H28BY」は奇跡の一品ということで──日本酒ジャンルにはよくある話だからもはや驚きもしないけど──、もう二度と「鯵ヶ澤」は買いません。　つうか、やや (オレ用語) でドブ老ねです。造った連中は出荷前にコレを試飲して何も感じないのだろうか。　bottle size：720ml【866】鯵ヶ澤 -あじがさわ- 番外 山廃純米 原酒 火入れ 2018BY (H30BY ) ＜青森＞尾崎酒造 株式会社：http://www.ozakishuzo.comMoukan's tag：鯵ヶ澤山廃/生酛生熟H30BY生原酒H28BY▪︎酒米/精米歩合：華想い (麹)・まっしぐら (掛) /60％▪︎酵母：非公開▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋1.6/1.9/─▪︎ALC：18.3％▪︎処理：原酒。二回火入れ？▪︎酒造年度/出荷日：2018BY/2019年10月▪︎管理状況：2019/11/12に購入、3℃で管理。▪︎試飲日時：2020年1月23日 (木) /1本目に開栓。▪︎Judgement：On List / Not On List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/unsufficient/faulty/undeterminable［？］※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み。　▲横の共演者の二人が──＜ナニ言ってんだコイツ『しくじり先生』の収録中に居眠りしてたくせに！？＞──と思ったのか、この後、やや一瞬シぃ〜〜〜ん (笑) 。［『しくじり先生』での居眠り未遂］　立ち香──ヤヴァいな。久々に老ね瓶を引いたか。ややドブ＆泡盛。あ？ そうでもないか？ 山廃っぽい乳酸は感じないものの、普通の熟成純米ライクな琥珀カラーのアロマ。ところが注ぐと、やはり少しドブ。色も少し付いてるな。　栓を開けて0.5秒くらいで認識するんですよ、オエって・・・　やはり、ほんのりドブ老ね (どぶひね＝オレ用語) 。ドブ川のような臭いというか、泡盛系の、あのザッコキー (雑穀ライク) な苦みというかエグみというか渋みというか。　そしてクワナリのハードパンチな、アラフィフの内臓を地獄に突き落とすALC.度数18％と暑苦しいアミノ酸度の驚異。とてもじゃないけど、このままじゃ飲めません。なんか焦げみの強い麦焼酎をストレートで飲んでるみたい (笑) 。ま、よく昔は「おこげ」という麦焼酎を買っていて、それに関しては割りと好きだったんだけどね。醸造酒でコレをヤラれると重いしクドいし無理大根。それでいて余韻はベタっと甘いという。　▲メイク中に頭グラングランで居眠りしてるからメイクさんが頭を押さえながらやってることをヤスケンが暴露。　割り水してレンジ燗──。　香りにミルキーなニュアンスが膨らんで来た。含むと、RS (れいしゅ) よりはドブ老ねを感じないものの、アミノ酸度タカーメな造りの〝雑な山廃〟なので、これ言ったら負けだし今すぐに負けたいけど、非常に飲みにくいタイプではあるものの、食事と一緒なら、何とか気にならずに飲めはします──飲みたくはないけど。　しかしまあ、出荷前にちゃんと味見してるんだろうな。〝造りのプロ〟である前に〝飲みのプロ〟であって欲しいんですよ、酒蔵さんには。そもそも「本当に旨い日本酒」というものを御存知なのだろうか。── 2日目。　▲どこのオバサンや (笑) 。　RSの原酒──。　完全に泡盛系の香り。含むと暴力的にビターな焦げみ＆渋みがザクザクしたテクスチャーと共に流れて来るんだけど、酒そのものは割りと下品に甘く、非常に雑で野武士な山廃。余韻には香ばしいタイプの麦焼酎のような焦げみ＆アル感。このままじゃ飲めたもんじゃない。この温度帯の二回火入れにしては甘すぎるので、これ生詰 (一回火入れ) なのかもしれない。もはやジョウジョモニイ (どうでもいい) ことだけど。　▲正論！　スプーン2杯くらい割り水してレンジ燗──。　退けにかけては〝カァっと〟辛いけど、ドブ＆泡盛は引っ込んで、軟水仕込み (白神山地の超軟水) の新潟酒らしいツルっと感が前に出て、名も無き酒に降格はするものの、これなら黙って (「瞬間的忘却の刑」に処せられつつ) 飲んでいられます。　▲最終的には「かわいい」で〆る。 「長珍」──スプーン1杯くらい割り水してレンジ燗。　旨いねえ～。火入れ純米の燗酒とか、飲み比べても素人さんにはその違いが分かりにくいとは思うけど、逆に「RSの生酒」より仕込み水の硬軟の差が如実に出るというか、結構なレベルで違いが明白。　酸度は「鯵ヶ澤」の方が高いはずなのに、縦のラインの端正さ、旨みの凝縮感 (筋肉) は「長珍」の方があって、結果、こっちの方がビシっと縦ノリの燗酒になってます。硬水仕込みなのに重くないし。　この後、改めて「鯵ヶ澤」に戻ると、もう飲めません。一度は「判定不能」の評価にしたんだけど、よく考えると「夏場の生酒」ならまだしも「10月出荷の火入れ酒」で「ドブ老ね」は流石にヤヴァい。蔵元はこんなものを出荷しちゃけないし、酒屋もこんなものを売ってはいけない。　料理酒瓶に合流させると酒が汚染されるので残りは捨てました。moukan1973♀は一口も飲んでません。moukan1972♂ close

◤鯵ヶ澤 - 番外 山廃純米 原酒 火入れ 2018BY (H30BY ) ＜青森＞ ── d＋＋b「いわゆる一つのオレ用語で言うところの〝ドブ老ね〟Death」