つい先日、新潟へ行ってきました。 今回新たにお取引をさせて頂くことになった 阿部酒造さんに蔵見学です。 新潟空港に着きバスで新潟駅へ 新潟駅から MAXとき に乗り長岡駅へ 長岡駅からは在来線で安田駅 この駅が蔵の最寄り駅になります。 さすが新潟。 車窓…… more からの景色は田園風景が広がりまくります。 まずは阿部酒造の小売部（酒屋）にて色々とお話。 現在造りを引っ張っているのは 6代目となる裕太さん。 阿部酒造は新潟の中でもかなり小さい蔵で 先代が蔵を引き継いだ時は 新潟酒ブームの真っ只中。 細々と造るよりも色々な新潟酒を売った方が 商売として良いのではないかということで 酒販業務に重きを置いていたそうです。 現在もその名残で酒屋が残っています。 ただ現在は自社のお酒と必要最低限のビールなどを販売し 事務所を兼ねた形となっています。 しばらく話をした後は蔵へ。 近くではありますが車で移動し 車を停めた周りに蔵らしきものはなく 蔵に行く前にどこかに寄ったのかな？と思ってたら これが蔵の入り口でした！ いや、これはわからんですね。 見た目は普通の倉庫ですし（笑） ある意味衝撃的でしたね。 この先に元々の蔵があるのですが 写真は増築した部分になるようです。 中に入ると奥に続いていまして 最初の印象からすると結構広いスペース。 こちらは作業場。 ラベル貼ったり瓶燗したりします。 洗い場 洗い場の奥に冷蔵庫と麹室 元々の麹室には前室がなかった為 プレハブで前室を増築したそうです。 甑は和釜 仕込み蔵 仕込蔵の奥に酒母室 こちらもプレハブ冷蔵庫になっていまして 速醸と生もとで部屋を分けています。 搾りは佐瀬式 結構古いものを使っていまして 色々と問題点が多い為 今期新しい佐瀬式を導入するそうです。 搾りのタイミングでメガティブな要素があった為 酒質向上にも大きく影響しそうです。 今回見学させて頂いて 決して恵まれた環境とは言えない蔵でした。 が、創意工夫や労力を惜しまないことで マイナスをカバーしながら 良いお酒を醸しているんだなと実感しました。 毎年少しずつ環境改善してはいるものの まだまだ苦労は続くでしょう。 ですがこの環境を見た上で飲む阿部酒造のお酒は 格別に美味しいです（笑） この環境でこのクオリティーはすごいです。 環境が良くなればどうなるのか・・・ これからが楽しみです。 蔵見学の後は長岡に戻り いつもお世話になっている「億兆」さんへ。 初めて行かせて頂きましたが 当店を知ってくれている常連さんも多く アウェーながらホーム感覚で楽しめました（笑） そして先日お酒が入荷。 そして本日も新たな新酒が入荷。 どれもこれも心地よい旨味と酸が特徴で ジューシーな要素はありつつも 飲み心地よく飲み飽きないバランスです。 現在のラインナップでは 飲み口に甘みを感じるものが多いのですが 和三盆のような品のよい甘みで 後に残らない引けのよさもあり 意外とスッキリと飲み進められます。 全て試飲して頂けますので 是非お試しください！ どうぞ宜しくお願いします！ 今のところ関西には取引先が無かったようで 当店が関西初の取引先らしいです。 関西で少しでもファンを作れるように頑張ります！ ↓ブログランキング参加中です♪ポチっとして下さい！ 　 close

阿部酒造