MONTHLY REPORT ── 2018年10月に呑んだ日本酒のまとめ ▪︎2018/10月 (合計13本＝1升瓶×1本、4合瓶×X12本)JUMP：INDEXOn ListNot On List? ☆＝marvelous (ワールドクラス、驚くべき酒) 　◎＝ex…… more cellent (特に優れている) 　◯＝good (問題ない) 　△＝insufficient (物足りない) 　Ｘ＝faulty (失敗している) 　ー＝indeterminable (判定不能)　※「On My List」の酒に「Ｘ＝faulty」はない。「Not On My List」の酒に「☆＝marvelous」はない。「ー＝indeterminable」は便宜的に「Not On My List」へ振り分けるが「List」へのジャッジはない。 ▼画像CLICKで該当記事にJUMP Judgement：On My List　［sake index］☆marvelous/◎excellent/◯good/△insufficient［？］ 　◯篠峯 　△篠峯 　◯篠峯 　◯黒澤 　◎長陽福娘 　◎篠峯 　◎篠峯 　☆黒澤 　◎B. Bremont 　◯G. Bouillot 　◎Launois 　◎F. Bonville 　☆Quenardel 　◯D. Barraud Judgement：Not On My List　［sake index］◎excellent/◯good/△insufficient/Ｘfaulty/ーindeterminable［？］ 　◯篠峯 　◯篠峯 　◯篠峯 　△旭興 　Ｘ黒龍 This Month's SAKE INDEX 'On My List ' is garnet ▷▷▶︎ 【694/◯】裏篠峯 ろくまる 純米吟醸 雄町「晩秋旨酒」無濾過生酒 29BY ＜奈良＞ 【695/◯】篠峯 純米大吟醸 四割磨き 山田錦 瓶燗火入れ 参年熟成 26BY ＜奈良＞ 【696/◯】篠峯 山廃 純米吟醸 雄町 7号酵母「秋色生原酒」29BY ＜奈良＞ 【697/◯】篠峯 生酛 純米 山田錦 無濾過生原酒 29BY ＜奈良＞ 【698/△】篠峯 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 29BY ＜奈良＞ 【699/◯】篠峯 純米「遊々」7号酵母 無濾過生原酒 29BY ＜奈良＞ 【700/◯】黒澤 生酛 純米 穂積 蔵付酵母仕込 秋あがり 一回火入れ 29BY ＜長野＞ 【701/△】旭興 純米吟醸 雄町 磨き五割 無濾過生原酒 29BY ＜栃木＞ 【702/◎】長陽福娘 辛口純米 山田錦 直汲み 無濾過生原酒 29BY ＜山口＞ 【703/◎】篠峯 純米吟醸 山田錦『蒼』夏色生酒 29BY ＜奈良＞ 【704/Ｘ】黒龍 大吟醸「しずく」29BY (9月下) ＜福井＞ 【705/◎】篠峯 田圃ラベル「Blanc (白) 」純米大吟醸 伊勢錦50 無濾過生原酒 29BY ＜奈良＞ 【706/☆】黒澤 生酛 純米大吟醸 金紋錦 28BY ＜長野＞ ［sake index］ SAKE GRADE ( ☞ about ) 　初呑みではない酒 (銘柄/商品) については過去ヴィンテージとの比較も含まれるので「insufficient」は出やすい。個人的に「Not On My List」の酒は飲んでいて楽しくはないが「excellent」に振ったモノは品質に問題ナシ。間違いなくイイ酒です。「Not On My List - good」の中には「ま、所詮、この酒はそんなもんでしょ」という無関心が含まれるので、飲んだ人がGoodな気分になるかまでは保証できない。当然「On My List - insufficient」は「Not On My List - good」よりも我が家にとっては重要で価値がある。「marvelous」はかつての☆5以上なので、必ずや飲んだ人の多くに爪痕を残す。「On My List - excellent」の中にかつての☆5に近いモノが時に含まれるのと同様、「On My List - good」が☆4.5に相当する場合もある。 　▲風で倒れそうになるバドワイザーのボトルを鼻で押さえながらの自撮り。 MONTHLY REPORT - 2018/10 　毎度アクセスありがとうございます。 　旅行中にUPすることも可能だったんだけど、リンクミスがあるとイヤなので後回しになりました──更新前にクリック作業で確認できない。 　今月の要点は、 ①「篠峯」の7号酵母──6号酵母は未飲──は「山廃」より「生酛」の方が綾瀬はるかに出来がイイ。 ②「黒澤」の秋あがり (穂積の生詰) はRSでは全く旨くない。 ③「長陽福娘」の直汲み辛口純米は3連続で品質が極めて安定的であるものの、必ずしも──山田錦50のように──長命ではない。 ④「夏色生酒『蒼』」に対して「Blanc」は常に別格。 ⑤「米鶴」の山廃純大同様、基本的にクリスタル系の淡麗酒 (10月の例で言えば「旭興」の雄町50生) は時間と共に液性が濁り硬化 (旨み＆エキス感が干物化) する。 ⑥「黒澤」の生酛純大金紋錦45は現代日本酒を代表する傑作。 ⑦「黒龍 しずく」はそれの〝鼻水〟ですらない。 ⑧山田錦をオッパイ磨いて箱に入れて〝素敵な値段を提示〟という浅はかな商品設計は日本酒の旨さを正しく伝えるための方策としては余りにも非合理的。 ⑨他方、U-7,000円のレコルタン系シャンパーニュの選択肢は要点的で──日本国内に持ち込まれているブランド数がせいぜい300程度──、最も当たりを引きやすいジャンル＆ゾーン。 ということになる。 　▲あくまでも背景＆構図優先で、視線は太陽に向け、逆光を避けることが自撮りの基本。ただし、雲のキレイな晴天や夕暮れそのものを強調するために敢えて逆光を狙う (太陽を背負って立つ) のも良い。ちなみに屋外撮影でもフラッシュは必ずONにする。そうすることで顔面に入る陰影のムラを緩和できる。あと、いつも言ってることだが、とにかく素人は〝全身〟を撮りたがる。写真撮影とは何よりもトリミング作業のことなので、基本、腰より下の絵は要らない。日本全国ほとんどの〝子供を抱いてる親の写真〟は子供の顔が小さく写ってて意味ナシゴレン。とにかく限界まで寄れ。貴様のダラしない下半身なんか写してどうする (笑) 。［晴れ間の逆光1］［晴れ間の逆光2］ 　さて、今月も残り半分。日本酒はどこまで開けられるかな。ぼちぼち「鍋島」のNew Moonがドロップされる頃か。マチダヤも2ヶ月くらい顔出してないな。30BYはどうするかなー。こうなったら以前に冗談半分で言った「千代酒造コンプリート」という偉業でも達成しようか。たしか「うすにごり」や「火入れ」も含めると100種類くらいあるんだよな。集めるのは簡単なんだけど、問題はいつ飲むかだよな。早飲みタイプもあるにはあるけど、グランヴァン系 (精米歩合50以下の9号酵母系) は1年掛かりのモノが多いので、そことどう向き合うか。 　もう、3年前とかに日本酒とどう向き合ってたかすら、徐々に想ひ出させなくなって来た。適当に選んだ生酒を早飲みして「はい、次！」──確かにこういう日本酒ライフほど楽しいモノはないが、それは本当に旨い酒を飲むという目的を忘れること前提の、逆説的な贅沢の一面であることを完全には否定できないだろう。 　厳密な意味において、この世に旨い酒はない──それが旨い酒になる、ということだ。 moukan1972♂ close

◤MONTHLY REPORT - 2018/10 (日本酒：篠峯/黒澤/長陽福娘/旭興/黒龍）#moukan1972♂的『自撮り解説』付き