▲美人がメガネを掛けることで〝美人の可動領域〟を下位に広げる行為にオレは否定的だ。なぜならブスが真似して彼女たちがますますブスになるから。身体的な不便 (近眼・遠視・老眼) でもない限り、掛けた方が掛けないよりもビジュアル的に向上するケースを除いて──ハリセンボンの春菜のように…… more ──メガネをオプショナルに使用するべきではない。佐々木希がメガネを掛けることでブスにとっての〝アリな領域〟を間違った方向に拡大してしまうことの弊害をスタイリストたちはもっと真剣に考えろ。そうじゃないとセンスのカケラもないブスが勘違いして悲惨な目に遭う。ブスを勘違いファッションから守ってやれ。それがスタイリストの仕事だろ。【ブスの心理】「あっ！ 佐々木希のメガネ姿かわいい！」→深層心理「佐々木希がメガネを掛けると〝アタシたちの世界 (ブスの可動領域) 〟に近づいて来る！ 真似しよう！」←こうして事故が起きる。かわいいメガネを掛ければ可愛くなれるというのなら、オレもパンダのスウェットを着れば可愛くなれるのか。違うだろう。　bottle size：1800ml【506】播州一献 -ばんしゅういっこん- 純米吟醸 播州愛山 生 28BY ＜兵庫＞山陽盃酒造 株式会社：http://www.sanyouhai.comMoukan's tag：播州一献Not On List - good愛山フルーティー▪︎酒米/精米歩合：播州愛山/50％▪︎酵母：協会1801号＋901号 (情報のバラつきあるが、18号の使用は確実っぽい) ▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度：＋1.0/1.7/0.7 (アミノ酸度は不確実) ▪︎ALC：16％▪︎処理：生酒 (原酒/無濾過の表示ナシ) ▪︎酒造年度/出荷日：H28BY/2017年3月▪︎管理状況：2017/12/24に着、3℃で管理。▪︎試飲日時：2018年1月9日 (火) /3日目の黒澤の次に開栓 ▪︎Judgement：On List / Not On List［？］▪︎Grade：marvelous/excellent/good/unsufficient/faulty/undeterminable［？］※On Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On Listの「good」とNot On Listの「good」は同じではない。On Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「undeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。　この銘柄の強さや平均的な熟成定数を知らないので、とにかくチョコになってなきゃいいけどな。　立ち香──まるで薄く黒蜜のかかった寒天みたいな生老ね香もあるけど「こういう酒、別にあるよね」なレベル。そこそこ香るな。ちょっと金沢酵母っぽいムチっとフローラルな香り。そこまで甘酸っぱい輪郭はない。ややエステル香気のある、まるで絵に描いたようなNOT-REALなメロン。ややトゥワンな蜜の量感は18号系や明利系のニュアンスを感じるが、そこまでクドくはない。とはイエイ、今のオレが待ち望んでいるようなアロマでもない。　ひとまず悪くはないですね。愛山らしい清楚なチェリー感もそこそこ出てます。結構軽い飲み口。29BYの純米とは全くの別物。きっと器用な杜氏さんなんでしょうね。そこそこ淡麗でクリスタルかな。熟感はそこまで強くは出ないし、むしろ若々しいニュアンスの──つうかメロンの皮みたいな渋みや苦みすらある。なんだろうなあ、やや小器用さが鼻につくかな。　日本酒を飲み始めて1〜2年の頃ならそこそこ感動できたかもしれないけど、もうこの辺はどうでもいいかな。でも、軽いし淡麗美酒ライクなので、なにも考えずにスイスイ飲める感じはある。細部で雑な部分もあるけど、全体としてはそこそこの良酒じゃないでしょうか。買ったことを後悔はしないが、買わなかったことも同様に後悔しないというか。ただ、このムチっとフローラルにアロエなニュアンスの香りは個人的に得意じゃない。こういう言い方は非常に嫌味になるけど、最近はシャンパーニュをよく飲んでるので、この程度の香りで心が沸き立つことは一切ないです。日本酒としては上等な香りでも、果実に寄ると逆に偽物感が増す。だったら「黒澤」のように独自のタッチの抽象アートしての果実表現が欲しい。　ワイングラス──。　あんま変わらんな。ここの仕込み水は少し硬度があるのか？ (※仕込水は兵庫県で最高峰の山「氷ノ山」伏流水＝軟水を使用) やや退けにかけて米の旨みにコリっとしたアタックが乗るな。まあ、これ自体は嫌いなニュアンスではないけど、やや後半にかけて嚥下物語がクレシェンド的に拡張する。入りが滑らかで透明感があるので、もうちょい忍術的にドロンして欲しい気はする。　まあ、1800mlだし、明日以降の変化も見て行きましょう。悪い酒ではないです。ただ、オレが今、少年のような笑顔になれないだけ。中年の笑顔には常に含みがあって意味が複雑だから表情が微妙に澱むんだよ。── 2日目。　立ち香──セメダロン (笑) 。全く同じ香りの酒を知ってるけど今すぐには想ひ出せないなあ。やはり、ほんのりトゥワンなツツジの蜜っぽい甘みのエキス。　なんか渋くなっちゃったなあ。一気に液性が澱んじゃった。なんかハズレの獺祭みたいだな (笑) 。ま、やや温度が上がった方が落ち着くか。冷たすぎると渋くなるタイプの酒ではあるが、愛山ってこういう渋みの出方するよねえ。「篠峯」なんかだと、これが「紅茶」に育つんだけど、まあ、飲めるな。口どけは悪くないし、ちゃんと磨き50を感じる。むしろ45とか40のくらいの勢いすらある。　それでもまあ、少し渋いけどな。しかしあれだ、心の中で「Not On List」に振ると、どういうわけか細かなノイズに執着することなく思考停止気味に飲めるな。こりゃスゴい変化と発見だ (笑) ──ある意味、その酒に注ぐ情熱や集中力を手放すと誰彼構わず平等に面倒を見ていた教え子の中のダメな子が道を外そうとあまり気にならなくなる教師と同じような境地に立てるというか、未練なく彼氏と別れた女が友達に降格した元彼と食事をしていて以前は不快に感じていたマナーの悪さがまるで気にならなくなる心理とでも言おうか。Not On Listの酒とは心理的に別居した方が今後も上手く付き合えそうだ。　もうちょい酸が出てれば「紅茶」っぽい輪郭も出るけど、ワイングラスだとややチョコも感じるなあ。そこそこ香るけど、エキスに透明感があるのと、米の旨みに一定の硬さというか量感があるので──やはりメロンの皮をかじってるニュアンス──、ギリギリのところで香りのトンネルを抜けてくれるというか、まあ、飲めるっていう (笑) 。　ところで、そこそこ香るし甘いので、てっきりmoukan1973♀が顔をしかめるかと思っていたら、♡☺♡「結構ドライ。ミネラリー。温度が上がった方がいいな。でも少し水っぽく感じる瞬間もある。まあ、飲める (笑) 。で、一体これ何の酒？」と来たもんだ。天下の「愛山50」を「水っぽい」と言っちゃあ、おしまいよ (笑) 。　◤Additional Notes dಠಠb「そうそう、なんか車坂の山廃純大みたいなムチっとフローラルな感じ。あれよりはいいけどな。九郎右衛門の愛山の方が細部の出来はいいけど、もはやオレの中では同じ組だし、あそこまで素人に媚びた味わいなら播州一献の方がマシだとは思うが、それでもオレは来福の初しぼりに対しての方が、より一層のエレガンスとWell-Madeな横顔を見い出す。日本酒に適度なケレン味や香りや甘みを求める人にとってはそこそこの良酒。ただし、ここの杜氏は少し器用さが鼻に付く。そういう意味でも九郎右衛門と少し被る。なんというか、まるで夢中になれない。大成功するよりも大失敗しない酒造りを目指しいてる感じが、漲る輝きからこの酒を遠ざけてしまっているような気がする。播州一献じゃなくちゃダメなんだ！という大ファンがこの中にいたのなら、そこまで夢中になれる商品をオレに教えてくれ」moukan1972♂ close

◤播州一献 - 純米吟醸 播州愛山 生 28BY ＜兵庫＞ #美人が似合わないメガネを掛けることの弊害について